所有する不動産の売却時、お客様ご自身にとってもっとも重要な事って一体なんでしょうか。
それはズバリ、販売価格!
売主様は夢を見てはいけない?
「私の家は某大手メーカーで建てた家だから必ずいい値で売れるわ」
「上質な木を使って、知り合いの宮大工に建ててもらったから価値のある家に違いない」
「輸入住宅は高く売れるはず。木材もインテリアも建具も日本には無いものばかり」
こう思われている売主様が非常に多くいらっしゃいます。
確かに素晴らしい建物ばかりですから、良い値段が付くと思われるのも無理がありません。
当然買った時の値段も高価だったと思います。
アメリカであれば中古物件の価値がどんどんあがりますので、きちんとメンテナンスしていれば購入した額よりも高く取引できる可能性があると思います。
しかし、ここは日本。
建物は、経過年数によって減価償却されていき、挙句の果てには価値「0」なることも。
つまり、「中古の良い家」≠「高く売れる」わけではないのです。
(2019年では駅前マンションでは高く売れるケースもあるそうですね)
厳しいですが、夢よりも現実を見なければいけないです。
売りに出す前にチラシやネットで近隣の相場をチェック
たらればを考えていても仕方ありません。
まず、売却を考えたらポストに入るチラシやネットで近隣がどれくらいで売りに出ているのかをチェックしてください。
その表示されている価格は、ウソではありませんので実際に販売されている金額です。
建築年月日、土地面積、建物面積、立地などがおおむね近い物件を並べてみて、平均をとると分かりやすいと思います。
ただし、これは売却できた金額ではなく、あくまでも現在の販売額であるところに注意してください。
もしかすると、「売れなくてもいいや」「売れたらラッキー」という人が高く出している可能性も考えられます。
明らかに他と金額が違うなという物件は除いてもらうとより良いと思います。
不動産会社は囲い込みたいから高く売れると言う
早く売りたいという方も、やはり高く売却出来る方が良いと思うはずですよね。
そういった売主様の心理につけこんで、不動産業者の中には、相場よりも高い金額で販売が可能かのように言い、販売を任せてもらおうとする悪質な業者もいます。
そこで、売主様は不動産業者が提示する販売価格が適正かどうかを見極めなくてはなりません。
では、その適正かどうかを分かるすべはあるのでしょうか。
何も対策していなければありませんが、周辺地域の価格を調べていればおおむね分かります。
また、1社だけに査定をしてもらっても適正かどうかは分かりません。
3社ほど机上査定をおススメします。
査定依頼をすると必ず「中も見せてください」と言われますが、机上査定で大体の費用は出てきます。
まずはこれで十分です。机上査定だけだと立ち合いも要りませんので、楽です。
ここで、不当に高く提示してくる業者、シビアに現実を突きつける業者、その間の業者に恐らく分かれるだろうと思います。
ちなみに、机上査定でもきちんと書類が1週間程度でもらえますのでご安心を。
納得できる販売額を一緒に検討してくれる不動産会社を選択しましょう
上で書いたように売主様は夢見がち。
不動産会社は現実しか見ていない。
つまり、通常だと話がかみ合いません。
そこで、不動産会社はきちんと「過去の近隣売却額」や「路線価」など事例をもって不動産会社が査定した金額の説明を行います。
1000万円程度でしか売れていない近隣で、5000万円の物件が売れるとは思いません(必ずではありませんが)。
たとえ売主様が5000万円で売れるんだ!と言っても、不動産会社はNoと言うでしょう。
それでも売れる可能性にかけるのは自由です。
しかし、絶対に売りたいと思うのでしたら、きちんと販売額を親身に検討してくれる不動産会社を選ぶべきです。
いかがでしたか?
家を買うよりも売却するときの方が大変です。
どう売るかの戦略を立てないと立地によっては、なかなか売れないケースも出てきています。
売りたいなと考えたら、一度オークホームへご相談ください。
無料査定と無料相談で売却の方向性を一緒に検討いたします。
地域に愛されるオークホームを、ぜひご活用ください!
今日はここまで!食卓の話題にどうぞ!
ポータルサイトや他社サイトで気になるお家がございましたらお気軽にご相談ください!