独立行政法人国民生活センターより「ショッピングカートでの子どもの事故」について、情報提供がありました。
スーパーマーケットやショッピングモール等の店舗にあるショッピングカートには、子どもを乗せる座席がついているものなど大きさや形状にも様々なタイプがあります。
一方、子どもがショッピングカートから落ちてしまった、ショッピングカートに乗ったまま転倒してしまったなどの事例が多く寄せられ、頭部や顔面にけがを負ったり、なかには骨折や頭蓋(がい)内損傷などの重症事例も寄せられています。
【保護者の方は以下のことに気をつけましょう】
- ショッピングカートの上に立つなどして転落すると、頭部を損傷するリスクが非常に高く大変危険です。
- ショッピングカートの幼児用座席以外の部分に子どもを乗せたり、ショッピングカートで遊ばせたりすると危険です。注意表示等をよく確認しましょう。
医療機関ネットワーク(注1)では、収集した店舗内でのショッピングカートによる子どもの事故情報について分析し、事故防止のために消費者に注意喚起・情報提供しています。
(注1)消費者庁と国民生活センターとの共同事業で、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故に遭い、参画医療機関を受診したことによる事故情報を収集するもの(2010年12月から運用を開始)。
詳しくは以下のリンクを参考にしてください。
・医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故
-転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!-