2021年4月1日更新
4種混合について
平成24年11月1日より三種混合(DPT)に不活化ポリオワクチン(inactivated polio vaccine)を加えた4種混合(DPT-IPV)が開始されています。
※4回を超える不活化ポリオワクチン(IPV)接種後の有効性及び安全性が確認されたことから、経口生ワクチンを2回接種済みの方や、不活化ポリオを必要回数(4回)接種済みの方で、三種混合ワクチン(DPT)の接種が完了していない方は、4種混合ワクチン(DPT-IPV)を使用してください。(ただし、決められた接種間隔をお守りください。)
ジフテリア | 感染は主にのどですが、鼻腔内にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様せき、嘔吐などで心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。保菌者の咳などによって飛沫感染します。 |
破傷風 | 破傷風菌は、土の中にいる菌で、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると筋肉の強直性けいれんを起こします。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。 |
百日せき | 普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。肺炎や脳症などの重い合併症を起こしやすく、新生児や乳児では命を落とすこともあります。 |
急性灰白髄炎 (ポリオ) |
ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染が広まり、麻痺を起こすことがあります。また、感染した人の中で、約1000~2000人に1人の割合で手足の麻痺を起こします。一部の人には、その麻痺が永久に残ります。麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。 |
対象者
接種当日、奈良市に住民登録がある者
対象者 | 標準的な接種年齢 | 接種回数 | 接種間隔 | |
---|---|---|---|---|
生後3か月から7歳6か月に至るまで (7歳6か月の誕生日の前日まで) |
生後3か月から12か月 | 第1期 | 初回3回 |
初回接種を20日以上の間隔を おいて、2回目・3回目を接種 |
初回3回目終了後から 12か月から18か月 |
追加1回 | 初回3回目終了後6月以上あける |
接種費用
無料
対象年齢を過ぎると任意接種(全額自己負担)となります。
接種方法
個別接種(市内登録医療機関に予約の上、接種を受けてください)
- 市内登録医療機関は 子どもの予防接種についてのページをご覧ください。
- 「予防接種と子どもの健康」をよく読んで、予防接種の意義を理解したうえで、接種を受けてください。
接種実施期間
通年
持ち物
- 母子健康手帳
- 健康保険証等本人確認ができる書類
- 予防接種予診票綴り