○療育相談室
奈良市子ども発達センター「療育相談室」では、お子さんの「得意なところ」「苦手なところ」を理解しながら、その子に合った関わり方を保護者と一緒に考えていきます。
就学前までのお子さんのことで、「かんしゃくが激しくて機嫌が悪いことが多い」「園の友達とやりとりができにくい」「ことばが遅い」など、気になる行動や心配なことについてご相談ください。
療育相談室ではこのようなことを行っています
◇療育相談(電話・来所)
心理相談員、保健師、保育教育士などが、就学前の幼児の療育に関する相談に応じます。来所相談は、お電話をいただいた際に日程を調整します。出張相談(西部会館)をご案内させていただくことがあります。
療育相談専用ダイヤル : 0742-20-2100(土日祝休み)
MAIL : kodomohattatsu@city.nara.lg.jp
来所相談は予約制のため、必ず事前にご連絡ください。
電話相談の後は・・・
電話相談⇒来所相談(個人記録シート(PDF文書259KB)を当日ご持参ください)⇒必要に応じて発達検査や専門相談(言語聴覚士・作業療法士)、園への巡回相談を実施します。
「来所相談」「出張相談(西部会館)」
来所相談の日程が決まったら、事前に個人記録シート(PDF文書 259KB)をダウンロードし、記入例(PDF文書 310KB)を参考にご記入の上、当日ご持参ください。
保護者からお話を伺い、同時にお子さんの様子を見せていただきます。育ち方はひとりひとり違います。子どもに応じた関わり方などを一緒に考えましょう。
「発達検査」
発達検査を通して、お子さんの発達段階や得意・不得意などを理解し、支援方法や対応を一緒に考えます。
「専門相談」
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言語聴覚士による相談:
発音の不明瞭さ、ことばの遅れなどについて、やりとりを通して発達を促す関わり方を考えます(継続的な訓練は行いません)。
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作業療法士による相談:
落ち着きのなさや人との関わり方などについて、体を動かす遊びを通して関わり方を考えます(継続的な訓練は行いません)。
「園巡回療育相談」
集団生活の中でのお子さんの様子を見て、どんな場面で困っているのか、どのような手助けがあれば生活しやすいのかを考えます。保護者や保育所・幼稚園・こども園の先生と発達センター職員で話し合いの時間を設け、関わり方について一緒に考えます。
◇その他の取り組み
「市民啓発講座」
市民の皆さんの発達障害に関する知識と、子どもたちへの理解を深めていただくため、啓発講座を開催しています。
「サポートファイル」
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サポートファイルとは
保護者が作成し、発達支援が必要な子どもの特徴・特性・コミュニケーションのとり方・様々な場面での対応の仕方などを具体的にまとめるものです。本人、家族、支援者の情報共有や情報の引継ぎに役立ちます。
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使用方法
初めて行く場所や、初めて会う人に子どものことを知ってもらい、安全に楽しく過ごすためのものです。記入例を参考に保護者が記載し、支援の参考にしていただきましょう。また、子どもの成長に合わせて内容を随時書き加えていきましょう。 -
ダウンロード
サポートファイル(PDF421KB)
サポートファイル(記入例)(PDF628KB)
○児童発達支援「いっぽ」
療育の必要性が認められる就学前の幼児を対象に、日常生活における基本的な動作の指導及び集団生活への適応訓練を行います。
問い合わせ先 : 0742-27-5501
FAX : 0742-27-5502
<所在地>
奈良市紀寺町580番地の2 (開館時間 : 平日8時30分~17時15分)
※駐車場については、周辺地図をご参照ください。