令和6年度3月の給食紹介
「古都ならの日」の献立
奈良の地場産物や郷土料理を取り入れた「古都ならの日」の献立です。
小学校:3月3日(月曜日) 中学校:3月3日(月曜日)
●献立● ご飯・奈良漬ちらしずしの具・だしまき卵・大和まなのつみれ汁・ひし餅
(小学校給食より抜粋)
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】、【大和まな入りつみれ】、【青ねぎ(奈良市産)】を使用しました。
「奈良漬」
「奈良漬」は、奈良時代から受け継がれている奈良の特産品です。奈良県では、昔から日本酒の生産が盛んに行われています。その製造過程でできる酒かすに塩漬けした野菜(シロウリ など)を漬け込んで、「奈良漬」が作られています。
今回の献立では、ちらしずしの具として使用しています。
「食育の日」の献立
令和6年度は令和4年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、九州・沖縄地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。3月は秋田県でした。
小学校:3月17日(月曜日) 中学校:3月17日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・ししゃもの甘辛だれ・大根のべっこう煮・だまこ汁
「大根のべっこう煮」
「べっこう煮」とは、野菜や肉を濃口しょうゆと砂糖で味を付け、鼈甲(べっこう)色になるまで煮た料理のことです。
今回の献立では、豚肉と大根、にんじん、こんにゃくを使いました。子どもたちからは、「味付けが甘くて美味しかった」との声が聞かれました。
「だまこ汁」
「だまこ汁」とは、すり鉢でついたお米を団子状にしたものと鶏肉、野菜を鶏ガラベースの出汁で煮込んだ料理のことです。秋田県では、お手玉のことを「だまこ」と呼び、団子状にしたお米がお手玉のように見えることから、「だまこ汁」の名が付いたとされています。新米の季節から寒い時期にかけて、よく食べられています。
☆こんにゃくみそラーメンが登場しました☆
中華料理が中心の献立でした。人気のみそラーメンや揚げぎょうざが登場したこともあり、子どもたちにとても好評でした。
小学校:A班:3月4日(火曜日) B班:3月5日(水曜日)
中学校:D班:3月4日(火曜日) E班:3月5日(水曜日)
●献立● パン・牛乳・揚げぎょうざ・こんにゃくみそラーメン・もやし炒め(中学校のみ)・キャンディチーズ
(小学校給食より抜粋)
「こんにゃくみそラーメン」
時間が経っても麺が伸びずに美味しく食べられるよう、こんにゃくを練り込んだ麺を使用しました。残食はほとんどなく、子どもたちにとても好評でした。
☆大和茶ニョッキが登場しました☆
小学校:A班:3月11日(火曜日) B班:3月12日(水曜日)
中学校:D班:3月11日(火曜日) E班:3月12日(水曜日)
●献立● パン・牛乳・大和茶ニョッキのクリームシチュー・ボイルサラダ・チョコクリーム
(小学校給食より抜粋)
「大和茶」
奈良で生産されているお茶は「大和茶」と呼ばれます。弘法大師が中国からお茶の種子を持ち帰り、奈良県 宇陀市に茶園を作ったことで大和茶の栽培が広まったとされています。現在、奈良市の月ヶ瀬・都・田原などが位置する大和高原、山添村は、全国有数の茶生産地となっています。
今回の献立では、大和茶を練り込んだニョッキをクリームシチューに入れて提供しました。子どもたちからは「大和茶の香りがしっかりして美味しかった」などの声が聞かれました。