令和6年度9月の給食紹介
「古都ならの日」の献立
奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:9月9日(月曜日) 中学校:9月9日(月曜日)
●献立● ご飯・かれいのから揚げ・かしわと奈良なすのてり煮・ふのみそ汁・納豆
(中学校給食より抜粋)
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【なす】【青ねぎ(奈良市産)】【ふ】【納豆】を使用しました。
「ふのみそ汁」
「ふ」は「焼きふ」、「生ふ」、「揚げふ」の3種類に大きく分けられます。焼きふはグルテンに小麦粉を加えて焼いたもので、棒に巻いて焼いた「車ふ」、うず巻き状の「うず巻きふ」などがあります。
今回の給食では、奈良県産の小麦で作られた「切りふ」を使用しています。
「納豆」
「食育の日」の献立
令和6年度は令和4年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。9月は岡山県でした。
小学校:A班:9月20日(金曜日) B班:9月19日(木曜日)
中学校:D班:9月20日(金曜日) E班:9月19日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・ばらずしの具・きんし卵・そずり汁・ももゼリー
(中学校給食より抜粋)
「ばらずしの具」
気候が穏やかな岡山県は、瀬戸内海の魚や野菜、果物など様々な食材に恵まれています。そのため「ばらずしの具」は、家庭や地域によって違いがありますが、お祭りやお祝いの日など特別な日に食べられています。
「そずり汁」
岡山県津山市では、骨の周りの肉をそぎ落すことを「そずる」と言い、そずり落とした肉と地元で採れた野菜を煮込む「そずり鍋」が食べられてきました。今回の給食では「そずり汁」にして提供し、子どもたちは美味しく食べてくれました。
「ももぜりー」
昔話の「桃太郎」が生まれた場所としても有名な岡山県は、桃の栽培が盛んに行われています。瀬戸内海に面した温暖な気候で水はけが良いことから、甘くてジューシーな桃に育ちます。
☆防災の日の献立☆
小学校:9月2日(月曜日) 中学校:9月2日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・いわしのかんろ煮・切り干し大根の煮つけ・じゃがいものみそ汁・奈良のはちみつ大豆
(中学校給食より抜粋)
「いわしのかんろ煮」「切り干し大根の煮つけ」「奈良のはちみつ大豆」
大正12年9月1日に関東大震災が起こり、多くの人の命が奪われました。日本は自然災害が多いため、災害について考え、備える日として9月1日は「防災の日」となっています。
いつ起こるかわからない災害に備え、長く保存ができる缶詰や乾物などをストックしておくことが大切です。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足すことで常に一定量の食品を家に備蓄しておく方法をローリングストックといいます。
災害直後は炭水化物ばかりになりがちです。そこで手軽にたんぱく質をとれる上に長期保存が可能な缶詰などを備えておくことが望ましいです。今回の給食では、長く保存できるように加工された「いわしのかんろ煮」や「奈良のはちみつ大豆」が使用されています。また、今回の給食で使用した「切り干し大根」や「干しわかめ」などの乾物も長期保存が可能なので、普段から料理をする方におすすめの備蓄食品です。
★☆十五夜にちなんで月見献立が登場しました☆★
今年の十五夜は9月17日でした。奈良市の給食でもお月見にちなんで月見献立が登場しました。
小学校:A班:9月17日(火曜日) B班:9月18日(水曜日)
中学校:D班:9月17日(火曜日) E班:9月18日(水曜日)
●献立● パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・ごぼうサラダ・えだまめのポタージュ・月見団子
(小学校給食より抜粋)
「うさぎの形をしたハンバーグのケチャップ煮・えだまめのポタージュ・月見団子」
旧暦の8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼び、今年は9月17日が十五夜でした。
お月見は、秋の実りに感謝の気持ちをこめて、稲穂に見立てたすすきをかざり、だんごや里芋・えだまめなどの丸い食べ物をお月様にお供えします。今回の給食では、お月見にちなみ、うさぎの形をしたハンバーグとえだまめのポタージュ・月見団子が登場しました。子どもたちは月見献立を美味しく味わってくれました。