令和6年度6月の給食紹介
「古都ならの日」の献立
奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:6月10日(月曜日) 中学校:6月10日(月曜日)
●献立● ご飯・さばの梅煮・吉野煮・奈良なすのみそ汁・ミニたい焼き
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】【梅ペースト】【玉ねぎ】【なす】【吉野くず】を使用しました。
「さばの梅煮」
奈良県は梅の生産量が多い地域で、五條市や吉野郡など奈良県の南部で多く作られています。今回の給食では、さばの梅煮に梅ペーストが使われています。子どもたちにも人気で、美味しく食べてくれました。
「吉野煮」
吉野煮はとろみをつけるために、吉野地方で作られた「吉野くず」が使われています。くず粉は植物の「くず」の根に含まれるでんぷんを粉にしたものです。日本料理や和菓子などに使われ、くず粉でとろみをつけることで、ツルっとのどごしがよくなります。
「食育の日」の献立
令和6年度は令和4年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。6月は鹿児島県でした。
小学校:6月24日(月曜日) 中学校:6月24日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・きびなごのレモンじょうゆあえ・青菜の煮びたし・豚汁
(小学校給食より抜粋)
「きびなごのレモンじょうゆあえ」
鹿児島県は日本有数のきびなごの産地として知られ、全国の水揚げ量の20%以上を占めています。独特な帯状のしま模様があり、鹿児島県南部の方言で帯のことを「きび」、小魚のことを「なご」と呼ぶことから、きびなごと呼ばれるようになりました。今回は衣をつけて油で揚げ、レモンじょうゆとあえています。
「豚汁」
★☆沖縄慰霊の日にちなんで沖縄料理が登場しました☆★
小学校:A班:6月25日(火曜日) B班:6月26日(水曜日)
中学校:D班:6月25日(火曜日) E班:6月26日(水曜日)
●献立● 黒糖パン・牛乳・ゴーヤチャンプルー・春雨スープ・シークワーサーゼリー
(小学校給食より抜粋)
「ゴーヤチャンプルー」
ゴーヤチャンプルーは沖縄の郷土料理です。「チャンプルー」には、沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」という意味があり、家庭でも手軽に作られる炒め物です。ゴーヤはきゅうりと同じウリ科の仲間で、食べると苦い味がするため「にがうり」とも呼ばれています。この苦み成分には、暑さで弱った体をシャキッとさせる効果があり、体の調子を整えるビタミンも多く含まれています。
ほかにも、沖縄の特産品である「黒糖」を使用した「黒糖パン」や、沖縄県のかんきつ類「シークワーサー」を使用したゼリーも登場しました。子どもたちは沖縄県の料理を、美味しく食べてくれました。
☆初めてのメニューの焼きぎょうざが登場しました☆
小学校:A班:6月26日(水曜日) B班:6月25日(火曜日)
中学校:D班:6月26日(水曜日) E班:6月25日(火曜日)
●献立● 減量ご飯・牛乳・焼きぎょうざ・チゲうどん・ピーマンとじゃこの炒り煮
(中学校給食より抜粋)
「焼きぎょうざ」
今までの給食では揚げぎょうざは登場していましたが、今回初めて「焼きぎょうざ」が出ました。子どもたちは初めての献立に興味津々で、美味しく食べてくれました。
「ピーマンとじゃこの炒り煮」
ピーマンはカロテンやビタミンCなどのビタミンが多く含まれる夏野菜です。ピーマンには独特の苦みがありますが、加熱することで苦みが抑えられます。給食では炒める前にピーマンをさっとゆで、甘味が感じられるようにしています。今回の給食では、カルシウムたっぷりのちりめんじゃこを一緒に炒め煮にして、食べやすく味付けしました。「苦くない、美味しい」と喜んで食べる子どもが多かったようです。