0120-1504-09
menu

中学生・高校生等海外夢応援プロジェクト出発式を開催しました

Top/奈良市の生活情報/中学生・高校生等海外夢応援プロジェクト出発式を開催しました
更新日:2024年7月25日更新

令和6年度奈良市中学生・高校生等海外夢応援プロジェクト補助金事業

本事業は、本市に住所を有する中学生・高校生等が、将来の夢を叶えるために海外で探究学習をすることにより、学生時代により多様な経験と、自ら考え行動できるような体験をすることでグローバルな視点で物事を考える能力を備えながら、自らの力で未来を切り開くチャレンジ精神を養うことを目的とし、それに伴う海外での活動に要する経費の一部を補助する事業です。多数の応募の中から厳正なる審査を行い、4名の渡航者が決定いたしました。

出発式

この度、本事業の出発式を開催いたしました。渡航者からは、将来の夢や渡航先での活動内容を交えて、渡航への意気込みが述べられました。その後、仲川市長から渡航者に向けて、激励の言葉をいただきました。また、仲川市長と北谷教育長から、認定証が贈呈されました。(渡航中のため1名ご欠席されています。)

市長との対談市長激励の言葉

認定証贈呈1認定証贈呈2

集合写真

日時

令和6年7月24日(水曜日)15時から

場所

奈良市役所 中央棟5階 キャンベラの間

渡航者の紹介

鬼追 桜子(立命館宇治高等学校 3年)

渡航先

ザンビア

渡航期間

14日間

将来の夢

人の役に立ち、生きる助けをしていくこと。英語を生かした薬剤師になる。

渡航計画
ザンビアで人々と身近にふれあう医療体験プロジェクト

途上国の医療体制、課題を見聞きし、現地の生活を体験する。医療だけでなく、教育活動も行う。

渡航への意気込み(出発式スピーチより)
今回はこのような機会を設けていただき、ありがとうございます。奈良市の補助金をいただいて、今回私はアフリカのザンビアという国に行きます。首都のルサカにあるスラム街の学校で、約2週間医療と教育について考え行動し、現地の人々の健康に携わる活動をします。これは、医療で人々の健康、そして幸福に携わるという私の夢への大きな一歩になると考えています。主な活動としましては、医療ボランティアやストリートチルドレンの食料支援、スラムの学校での医療レクチャー、文化交流、そして子どもたちが学校へ行きたくなるように工夫したプロジェクトがあります。初めての一人旅で不安ですが、このチャンスを活かして、あらゆることを吸収して将来の糧にしたいと思います。

杉田 光優(京都教育大学附属高等学校 2年)

渡航先

エストニア

渡航期間

8日間

将来の夢

国際問題を解決できる人になり、人々が安心して暮らせるよう手助けしたい。

渡航計画
エストニアから学ぶ、日本がSDGsを達成する新しい教育システム創造のための現地調査

サーレマー高校に短期留学し、SDGsの達成が進んでいる北欧のSTEAM教育について学ぶ。

渡航への意気込み(出発式スピーチより)

今回はこのような機会をいただき、本当にありがとうございます。私が渡航する国はエストニアで、ここはSDGsが世界第10位となっていて、学力調査ではヨーロッパ第1位となっている国です。教育の奇跡と呼ばれるほど教育技術が優れている国です。そこで、私は現地のSTEAM教育、いわゆる、次世代を育成する教育について学ぶために現地のサーレマー高校で授業を受けることはもちろん、先生や生徒とのディベート、そして日本で私が10年間受けてきた数学の授業を実際に行いたいと思っています。帰国後は、私が所属する世界的なプレゼンテーション場であるTEDx(テデックス)というところでのワークショップであったり、母校での発表を考えています。私の将来の夢は世界を股にかけて活躍する人です。私は中学の時に国際ロボットコンテストで日本代表として、アメリカの世界大会に行きました。そこで国際交流をする中で、世界では、命からがら今日を生きている人がいるということを深く学びました。私は、この問題を今すぐにでも解決したいと強く思っています。今回のプロジェクトは、たくさんの人の助けがあってできたものです。その方々に恩返しができるような有意義な短期留学をしたいと思っています。

高橋 佑奈(大阪教育大学附属天王寺校舎 3年)

渡航先

インド・マレーシア

渡航期間

8日間

将来の夢

日本と他国の関係を向上させ、平和な国の維持や構築を目指す。国の枠組みを超えて世界規模の社会問題にアプローチし、改善する。

渡航計画
リアルな世界の社会課題に触れ、解決策のヒントを学び、将来の学びをデザインするinインド・マレーシア

インドの友人家族と共に、普段の生活を共に送り、インドでの生活についてヒアリング。マレーシアでは進学予定の大学訪問。また、地域住民へのインタビューにより、多文化共生のヒントを得る予定。

渡航への意気込み(出発式スピーチより)

今回はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございます。私の将来の夢は、国境を超えて世界規模で今問題になっている社会問題について解決できるようになることと、日本と他国の関係性を向上させることができる人になることです。今回私は、インド人の友人のいる南インドのケーララ州という場所を訪れ、地元の人の視点を通してインドの宗教や社会問題について探求したいと思っています。また、マレーシアのクアラルンプールに行って、ミュージアムや街の作りなどを探求し、多民族国家での共生の在り方について探求していきたいと思っています。

森田真子(奈良女子大学附属中等教育学校 4年)

渡航先

アメリカ合衆国(ロサンゼルス)

渡航期間

15日間

将来の夢

ドラマのプロデューサーになって、世界中の人々が心動かされるようなドラマを作る。

渡航計画
自分が今まで関わったことのない境遇の人々のことを知り、全世界の人々が1つになれるドラマをつくる!

語学学校に通い、世界中の学生にLGBTQについてアンケートとインタビューを行う。JACCCのボランティアにも参加し、様々な考え方に触れる。

渡航への意気込み (渡航中のため事前にお預かりしたメッセージを代読)

こんにちは!森田真子です。いま私は、世界の人たちが楽しめるドラマを作るためにアメリカにいます。今回の留学でたくさんの境遇の方と関わって、自分の固定概念を無くしたいです。実際に見て、聞いて、触って、現地に行かないとできないことを思う存分楽しみたいと思います。楽しみなことと同時に不安なこともたくさんありますが、このチャンスを無駄にせずたくさんのことを吸収して日本に帰りたいと思います。

本事業へのご寄附について

本事業は、企業のみなさまからのご支援のもと運営しております。

若者が夢や目標について改めて向き合い、将来の夢を叶えるにあたって、海外で調べてみたいことや経験したいこと、学びたいことなどを自身で計画し、4日以上の現地滞在による計画の実現を財政面で支援する夢応援プロジェクト。このプロジェクトによって、中学生・高校生等が、かけがえのない経験を積むことができると考えております。

現在、事業の継続を目指して、企業版ふるさと納税を活用した寄附を募集しています。企業のみなさまからのご支援をお待ちしております。

企業版ふるさと納税を活用した寄附についての詳細はこちら

引用元