学校における校務DXについて

クラウド環境を活用した校務のDXと新しい職員室の風景について
奈良市立学校では、令和5年5月より、ゼロトラストアーキテクチャを採用し、フルクラウドの学校ネットワーク環境を構築しました。

このことにより、クラウドを活用した業務改善や働き方改革が進んでいます。

【内容詳細】​
これまでの学校現場では、教員の扱う校務系データと授業で扱う学習系データは別々の環境で管理されていました。

本市においても既存の教員用端末にて、校務系と学習系のネットワークを切り替える際に再起動が必要となっていました。

さらに、余分な操作等のタイムロスや校務データと授業データの移動処理手順により業務に支障をきたしていました。

これらの経緯から、文部科学省の目指すクラウド環境を整えるため、全国に先駆け、令和5年5月の教員用端末及び学校ネットワークの更改に合わせ、ゼロトラストアーキテクチャを採用し、校務と授業の垣根のない奈良市モデルのクラウド環境を実現しました。

現在奈良市では、新しい環境を最大限活用した業務改善や授業改革に取り組んでいる事例が創出されています。

今後も、校務や授業の環境を整えることで、質の高い教育の充実を図っていきます。

【紹介動画】