令和6年度5月の給食紹介
「古都ならの日」の献立
奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:5月27日(月曜日) 中学校:5月27日(月曜日)
●献立● ご飯・かつおの梅風味あえ・豚肉とキャベツの五徳みそ炒め・にゅうめん・のりのつくだ煮
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】【梅ペースト】【玉ねぎ】を使用しました。
「かつおの梅風味あえ」
かつおの旬は春と秋の年2回で、春かつおは「初がつお」と言います。あぶらが少なく身が引き締まっていて、あっさりしているのが特徴です。
梅の旬は5月から7月で、梅干しや梅シロップなどに加工して保存されます。梅の酸味成分であるクエン酸には、食欲を増やしたり、疲れをとったりする働きがあります。
給食では、でんぷんをつけて油でカラッと揚げたかつおを奈良県でとれた梅を使ったタレであえています。子どもたちは美味しく食べてくれました。
「豚肉とキャベツの五徳みそ炒め」
「五徳みそ」は中国から奈良の都に伝えられた甘口の米みそで、奈良市の特産品です。五徳とは「郷土の味を伝える徳」、「自然を生かして造る徳」、「ゆっくりと時間をかけて造る徳」、「低塩分である徳」、「安全な食品である徳」の五つの徳を表します。
「食育の日」の献立
令和6年度は令和4年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。5月は埼玉県でした。
小学校:A班:5月17日(金曜日) B班:5月16日(木曜日)
中学校:D班:5月17日(金曜日) E班:5月16日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・かて飯の具・みそポテト・すまし汁
(小学校給食より抜粋)
「かて飯の具」
「かて飯」は埼玉県の郷土料理です。「かて」とは野菜や山菜・きのこなどのことです。埼玉県は米の生産量が少なかったため、貴重な米の量を増やす工夫として、味付けして煮た「かて」を混ぜて食べたことから、この名前がついたと言われています。
「みそポテト」
☆「こどもの日」の行事食として、ちらしずし・若竹汁・柏餅が登場しました☆
小学校:A班:5月1日(水曜日) B班:5月2日(木曜日)
中学校:D班:5月1日(水曜日) E班:5月2日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・ちらしずしの具・きんし卵(中学校のみ)・若竹汁・柏餅
(中学校給食より抜粋)
「若竹汁」
「若竹汁」は、子どものすこやかな成長を願って食べられる料理です。今回の給食では旬のわかめとたけのこ、かぶとかまぼこなどを使用しています。たけのこのシャキシャキとした食感を楽しみながら、食べてくれました。
「柏餅」
「柏餅」は、米粉から作られる餅で「あん」をくるんだものを柏の葉で包んでいます。柏の葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちないところから、家族がいつまでも繁栄しますようにという願いが込められています。子どもたちは行事食を嬉しそうに食べてくれました。
★☆韓国料理のチャプチェが登場しました☆★
小学校:A班:5月16日(木曜日) B班:5月17日(金曜日)
中学校:D班:5月16日(木曜日) E班:5月17日(金曜日)
●献立● パン・牛乳・チャプチェ・わかめスープ・杏仁豆腐(中学校のみ)
(中学校給食より抜粋)
「チャプチェ」
「チャプチェ」は韓国の伝統的な料理の一つで、「チャプ」は混ぜ合わせる、「チェ」はおかずという意味があり、細切りにした野菜・肉・きのこなどを春雨と炒め合わせ、甘辛く味付けした料理です。
韓国では、「食べるものはすべて薬になる」といった考え方があります。食を大切にしている韓国の食卓には、ご飯・スープ・主菜・副菜そしてキムチが並び、日本と同じように栄養バランスの良い食事だと言われています。チャプチェは子どもたちにも人気があり、美味しく食べてくれました。