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令和5年度9月の給食紹介

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更新日:2023年10月12日更新

令和5年度9月の給食紹介

「古都ならの日」の献立

奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。

小学校:9月11日(月曜日) 中学校:9月11日(月曜日)

●献立● ご飯・さばの梅煮・奈良のなすとピーマンのみそ炒め・トマトにゅうめん

2023年9月古都ならの日の給食写真シンボル

奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】【なす】【味吉野ピーマン】【梅ペースト】を使用しました。


「奈良のなすとピーマンのみそ炒め」

 奈良県産のなすと吉野郡で栽培されている「味吉野ピーマン」を使用したメニューでした。奈良県で栽培されているなすは、奈良市の他に広陵町、田原本町でも栽培されています。「味吉野ピーマン」の特徴はその大きさで、長さが12~15cmもあります。やわらかくて肉厚で、甘味が強いのが特徴です。県産なすと味吉野ピーマンを使ったみそ炒めはご飯によく合うメニューで、ピーマンが苦手な子どももこれなら食べられる!と言いながら美味しく食べてくれたそうです。

味吉野ピーマンとピーマンの大きさ比較

↑味吉野ピーマンとピーマンの大きさ比較

「トマトにゅうめん」

 奈良県桜井市三輪はそうめん発祥の地とされており、この地で作られるそうめんは「三輪そうめん」と呼ばれています。そうめんを使った「にゅうめん」は奈良県の郷土料理で、この日は夏野菜のトマトを使ったトマトにゅうめんが登場しました。

奈良のなすとピーマンのみそ炒めの調理風景トマトにゅうめんの調理の様子

↑「奈良のなすとピーマンのみそ炒め」と「トマトにゅうめん」の調理の様子

「食育の日」の献立

 令和5年度は昨年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。9月は東京都でした。

小学校:A班:9月15日(金曜日) B班:9月14日(木曜日)

中学校:D班:9月15日(金曜日) E班:9月14日(木曜日)

●献立● ご飯・牛乳・深川めしの具・ちゃんこ汁・小松菜たくあん(中学校のみ)

2023年9月食育の日給食


「深川めし」

 深川めしは、ネギと生のあさりを味噌でさっと煮て汁ごとご飯にかけた料理です。東京都の深川は、江戸時代はあさりやハマグリなどが豊富に獲れる漁師町として有名でした。忙しい漁の合間に手早く作れ、しかも美味しく栄養価の高い深川めしは漁師の日常食として食べられてきました。

深川めしの写真

 

「ちゃんこ汁」

 「ちゃんこ」とは、力士たちが食べるすべての料理のことで、中でも力士が食べる鍋のことをちゃんこ鍋といいます。ちゃんこ鍋は明治時代に始まったと伝えられています。鍋料理は一度に大量に作ることができ、肉や魚介類、野菜などを使い栄養バランスが良いことから、各地の相撲部屋でちゃんこ鍋が広まりました。子どもたちからは、具沢山で美味しい、味がしっかりしていて食べやすい、といった声が届きました。

★☆防災の日の献立☆★

 毎年9月1日は防災の日です。日本は地形や地質などから、地震や台風、津波、豪雨などの災害が発生しやすい国で、これまでにも様々な災害に見舞われてきました。災害に対する備えをしっかりと行うために、「防災の日」が設けられています。

小学校:9月4日(月曜日) 中学校:9月4日(月曜日)

●献立● ご飯・牛乳・いわしのかんろ煮・切り干し大根の煮つけ・ふのみそ汁

2023年9月防災の日献立


「いわしのかんろ煮」「切り干し大根の煮つけ」「ふのみそ汁」

 災害時に備えて、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足すことで常に一定量の食品を家に備蓄しておく方法をローリングストックといいます。

 災害直後は炭水化物ばかりになりがちです。そこで手軽にたんぱく質を取れる上に長期保存が可能な缶詰を備えて食品おくことが望ましいです。いわしのかんろ煮は砂糖・しょうゆなどの調味料で煮詰めているため、保存性が高い食品です。

 普段から料理をする人は、「切り干し大根」や「ふ」などの乾物の備蓄もおすすめです。乾物は食材を乾燥させているので長い間保存できます。

 今年は、1923年に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。集会などの際に関東大震災のお話を聞く機会が設けられた学校もあったようで、子どもたちからの関心が高い給食となりました。

災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)<外部リンク>

★☆月見献立☆★

今年の十五夜は9月29日でした。十五夜の月は「中秋の名月」と呼ばれています。奈良市の給食でもお月見にちなみ月見献立が登場しました。

小学校:A班:9月29日(金曜日) B班:9月28日(木曜日)

中学校:D班:9月29日(金曜日)  E班:9月28日(木曜日)

●献立● ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・煮びたし・じゃがいものみそ汁・月見ゼリー

2023年9月月見献立給食


「ハンバーグのてり煮」「月見ゼリー」

 十五夜は日本の伝統的な行事のひとつで、旧暦の毎月15日の夜を指し、中でも月見行事をする十五夜は旧暦8月15日の夜を指します。お月見では、秋の実りに感謝の気持ちをこめて稲穂に見立てたすすきを飾り、だんごや里芋、枝豆などの丸い食べ物をお月様にお供えします。月見献立として、うさぎの形をしたハンバーグと月見ゼリーが登場し、視覚からも楽しめる華やかな給食となりました。ハンバーグとゼリーのうさぎがかわいいと大好評で、特に月見ゼリーは「ずっと楽しみにしていた!」という子どもたちから喜びの声がたくさん届きました。

うさぎ型ハンバーグ月見ゼリー

引用元