0120-1504-09
menu

令和2年10月1日からロタウイルスワクチンが定期予防接種になります(令和2年8月1日生まれ以降の方対象)

Top/奈良市の生活情報/令和2年10月1日からロタウイルスワクチンが定期予防接種になります(令和2年8月1日生まれ以降の方対象)
2020年9月15日更新

令和2年10月1日からロタウイルスワクチンが定期予防接種になります
(令和2年8月1日生まれ以降の方対象)

  • 令和2年10月1日からロタウイルスワクチンが定期予防接種になります。
  • 対象者は令和2年8月1日以降に生まれた奈良市に住民登録のある方になります。
    令和2年7月31日以前に生まれたお子さんについては、10月1日以降の接種も任意接種となりますので、定期接種の対象にはなりません。
  • 8月生まれのお子さんには9月下旬に予防接種予診票綴りを送付します。
  • 令和2年9月30日以前に接種を受けた場合は任意接種(全額自己負担)となります。

ロタウイルスについて

ロタウイルス胃腸炎は、冬から春先にかけて流行し、およそ生後6か月から2歳の乳幼児を中心に発症し、5歳までにはほとんどの子どもが感染するといわれています。
潜伏期間は1~3日で、急激な嘔吐と下痢(白色様水様便)、発熱などの症状が1週間前後続きます。嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併症を起こすこともありますので、注意が必要です。

対象者

接種当日、奈良市に住民登録がある者で、令和2年8月1日生まれ以降の方

ただし、腸重積症の既往歴があることが明らかな方、先天性消化管障害を有する方(その治療が完了した者を除く)、重症複合免疫不全症の所見が認められる方は定期接種対象外となります。

ロタウイルスワクチンの種類について

  • ロタウイルスワクチンはロタリックスとロタテックの2種類あり、いずれも飲むタイプの生ワクチンです。
  • ワクチンの種類によって接種期間や接種回数が異なります。
  • ロタウイルスワクチンは種類の異なるロタウイルスによる急性の胃腸炎の重症化予防にも効果があるため、いずれのワクチンを接種しても同様の効果があります。
  • 1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンで接種を受けてください。取り扱うワクチンの種類については、市内登録医療機関へ直接お問い合わせください。(ただし、やむを得ない事情により同じ種類のワクチンが接種できない場合は、接種する前に必ず健康増進課までご連絡ください。連絡がなく異なるワクチンの接種を受けた場合、任意接種(全額自己負担)となりますので、ご注意ください。)
 
ワクチン名 ロタリックス(1価ワクチン) ロタテック(5価ワクチン)
接種期間 出生6週0日後から出生24週0日後まで 出生6週0日後から出生32週0日後まで
標準的な接種開始期間 生後2か月から

初回接種は出生14週6日後までに受けてください
※出生15週0日後以降の初回接種は、腸重積症の発症率が高くなることからお勧めしていません

接種間隔と回数 27日以上の間隔で2回 27日以上の間隔で3回
接種方法 経口接種(口から飲むワクチン)

令和2年8月1日生まれ以降の方で、9月30日以前に任意接種としてすでにロタウイルスワクチンの接種を受けたことがある方は、令和2年10月1日以降の回数分を定期予防接種として取り扱います。

出生6週0日後の考え方

出生〇週△日後とは、出生日の翌日を出生0週1日後として算出します。

例:2020年10月1日(木曜日)に生まれた人の場合
出生6週0日後 生まれてから6回目の、生まれた日と同じ曜日 2020年11月12日(木曜日)
出生14週6日後 生まれてから15回目の、生まれた日と同じ曜日の1日前 2021年1月13日(水曜日)
出生24週0日後 生まれてから24回目の、生まれた日と同じ曜日

2021年3月18日(木曜日)
「出生24週0日後まで」は2021年3月18日を含みます

出生32週0日後 生まれてから32回目の、生まれた日と同じ曜日

2021年5月13日(木曜日)
「出生32週0日後まで」は2021年5月13日を含みます

接種費用

無料

注意事項

  • 令和2年9月30日以前に接種を受けた場合は任意接種(全額自己負担)となります。
  • ワクチンごとで規定されている接種対象期間を過ぎると、任意接種(全額自己負担)となります。
  • 1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンで接種を受けてください。

接種場所

事前に市内登録医療機関にご予約のうえ、接種を受けてください。

  • 市内登録医療機関は、子どもの予防接種についてのページをご覧ください。
  • 「予防接種と子どもの健康」をよくお読みいただき、予防接種の意義をご理解のうえで、接種を受けてください。

接種後に気をつけること

  • 接種を受けてから1~2週間の間は、腸重積症を発症する可能性もあるため、「突然激しく泣く」、「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」、「嘔吐する」、「いちごジャム状の血便がでる」、「ぐったりして顔色が悪い」などの症状が一つでも見られた場合や、いつもと様子が違う場合は速やかに医療機関を受診してください。腸重積症を発症し治療が遅れると、外科的手術が必要になる場合があります。
  • ワクチン接種後1週間程度は、便中にウイルスが排泄されます。念のために、おむつ交換後は手洗いを徹底しましょう。

腸重積症とは

腸の一部が隣接する腸管にはまり込み、腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要となります。ロタウイルスワクチンの接種に関わらず、乳幼児がかかることのある病気で、まれな病気ではありませんが、週齢が高くなるにつれて自然発症率が上昇することが知られています。腸重積症の自然発症時期を考慮し、可能な限り早期に接種を受けてください。

接種実施期間

令和2年10月1日から通年

持ち物

  1. 母子健康手帳
  2. 健康保険証等本人確認ができる書類
  3. 予防接種予診票綴り

関連情報

厚生労働省 ロタウイルスワクチンに関するQ&A<外部リンク><外部リンク>(別ウィンドウを開きます)

 

引用元