【河川の汚れの原因の80%以上は「生活排水」】
これを魚がすめる程度の水質にするには浴槽何杯分もの水が必要となります。
~ふだんから川を汚さないように心かけましょう~
引用元
河川の汚れの一番の原因が、私たちの食べ残しや洗剤などの家庭から出る「生活排水」であることをご存知ですか?
河川の水質をより良くするためには、家庭での生活排水対策がとても大切です。
「私ひとりぐらいなら、たいしたことはない」、「少しぐらいなら」という気持ちが、さらに川を汚します。排水口は河川への入口。汚れを流さない一人ひとりのちょっとした気配りや小さな工夫が川の汚れを防ぎます。
【私たちの手で川をもっと、きれいにしましょう!】
できることから始めてみましょう。
たとえひとつでもいいのです、みんなで毎日続ければ大きな成果を発揮します。
台所では・・・
- 調理くずを流さないように、排水口には目の細かな網などをつけましょう。
- 食事は食べられる量だけつくり、煮物の汁などは、できるだけ残さないように工夫しましょう。
- 食器の汚れは拭き取ってから、洗いましょう。洗剤も控えめに。
- 米のとぎ汁は流しに流さず、植木などの水やりに使いましょう。
洗濯するときは・・・
- 洗剤は表示を確かめて、適量を使いましょう。
- 洗剤は自然にかえりやすいものを使いましょう。
- 洗濯機には細かなゴミを流さないようネットをつけるなどしましょう。
お風呂では・・・
- 石けんやシャンプーなどを使いすぎないようにしましょう。
- 浴室・浴槽を洗うときも洗剤は最小限に!
- 排水口にはネットをつけるなどして、髪の毛などを流さないようにしましょう。
それ以外にも・・・
- 浄化槽は適正に使用し、法律で義務づけられた
定期点検・清掃・法定検査は決められた回数を行いましょう。
- 下水道が整備された区域にお住まいの場合で
まだ下水道に接続されていないご家庭は、早期に接続しましょう。
【日常生活の中で私たちはこんなに汚しています!】
私たちが何気なく流してしまっている食卓の残り物ですが、これを魚がすめる程度の水質にするには浴槽何杯分もの水が必要となります。
~ふだんから川を汚さないように心かけましょう~