奈良市では、不育症の方の経済的な負担の軽減を図るため、研究段階にある不育症検査のうち、保険適用を見据え先進医療として実施されるものを対象に、検査に要する費用の一部助成を開始します。
新着情報
電子申請ができるようになりました。
スマートフォンを使用し、添付書類を撮影しながら来庁不要で申請できるので、是非ご利用ください。
必要書類(医療機関証明書、領収書、通帳・キャッシュカード等口座確認書類など)をご準備いただき、入力してください。
事業概要
妊娠はするものの、2回以上の流産や死産等の不育症に悩むご夫婦を支援するため、医療保険が適用されない不育症検査に要した費用の一部を助成する制度です。
助成対象者
下記の要件をすべて満たす方が対象となります。
- 不育症と診断され、助成対象となる検査を受けた方
- 申請日において奈良市に住民登録のある方
- 他の自治体が実施する助成を受けていない方
対象となる検査(保険適用外のもの)
先進医療として告示されている下記不育症検査
(国が先進医療の実施機関として承認している医療機関で受けたもの)
- 流死産検体を用いた遺伝子検査(次世代シーケンサーを用いた流死産絨毛・胎児組織染色体検査)
※保険適用されている不育症に関する治療・検査を、保険診療として実施している医療機関で受けた検査に限る。
先進医療を実施している医療機関一覧(厚生労働省)<外部リンク>
先進医療の各技術の概要(厚生労働省)<外部リンク>
助成額
1回の検査に要する費用の7割に相当する額(上限6万円)
※千円未満の端数が生じた場合は切り捨てます。
申請期間
検査が終了した日の属する年度内に申請してください。
・4月1日から翌年3月31日までに終了した検査について、年度末(3月31日)までに申請してください。
<注意>
・検査の終了日が3月末等で申請期限に間に会わない場合は、必ず事前にご相談ください。
申請手続き
下記の書類を揃え、母子保健課窓口へ提出してください。(郵送での申請も可能です。)
※記入の際、消せるボールペン、修正テープ等を使用しないでください。
1、申請書
奈良市不育症検査費用助成事業助成金交付申請書(第1号様式) [PDFファイル/91KB]
⇒申請者の方がご記入いただく書類です。
2、医療機関の証明書
奈良市不育症検査費用助成検査受検証明書(第2号様式) [PDFファイル/82KB]
⇒受検された医療機関で記入していただく書類です。
3、医療機関の発行する領収書の写し(コピー)
上記2.の証明書の「領収金額」に対する領収書の写し(コピー)を添付してください。
※領収日、領収金額、領収印等、内容が分かるようにコピーしてください。
※原本のみお持ちの場合は、近隣のコンビニ等、コピーができる施設をご案内します。
(窓口でコピーは行いませんのでご注意ください。)
4、振込先の確認ができるもの(窓口では提示のみ)
通帳やキャッシュカード等、口座番号などが確認できるもの。写しでも可。
助成金の支給について
- 他の自治体での受給状況や提出書類等の審査を行います。
- 審査によって最終的な助成金額を決定し、後日、承認(不承認)決定通知を送付します。
- 助成金は、交付申請書にご記入された口座に振り込みます。
※提出書類に不備や疑義がある場合、再度連絡させていただく場合があります。
提出・問い合わせ先
母子保健課(奈良市保健所・教育総合センター3階)
[住所]〒630-8122奈良市三条本町13番1号
[電話]0742-34-1978(直)
不育症にまつわる悩みの相談
不育症に関する疑問や不育にまつわる様々な悩みなどについて女性の医師・助産師など専門の相談員が相談をお受けしています。
お問い合わせ:奈良県不妊専門相談センター<外部リンク>