不在票を見ると、代金引換(代引き)という。
よくよく考えてみるが・・・、身に覚えがない!!!
これが世にいう「送りつけ詐欺」かということで、送りつけ詐欺の対処法について書いていきたいと思います。
送りつけ詐欺とは
送りつけ詐欺とは、今回のケースのように代金引換郵便や宅配便を勝手に送りつけて、代金を支払わせるというもの。また、中身の入っていないものを勝手に送りつけて、開封したころ合いに代金請求の連絡がくるものも。(実は両方とも経験あり)
送りつけ詐欺の巧妙な点
近年ではどのお家もAmazonなどECサイトでの購入率が高くなっているはず。
そこに付け込むのが、この送りつけ詐欺。
あくまでも、Amazonなどからの発送を装い、家人などが購入したであろうと思わせることで、簡単に宅配便を受け取らせたり、代金引換をさせる。
また、代金引換の金額も支払える額を設定している。
こういった点が非常に巧妙であり、だれもが陥る点だと思います。
Amazonの段ボールだと信じてしまうでしょうね。
さてどうやってこれを対処すればいいのか・・・。
対処法①~代金引換(支払い前)の場合
代金引換の場合、支払ってしまうと取り戻すのに、労力がかかります。
まず代金引換の場合は、家族がいるのであれば頼んだかどうか確認しましょう。時間がかかる場合は一旦持ち帰ってもらいましょう。
その際には、必ず発送先名、住所など送り状の画像を取っておくことが大事です。
インターネットなどで業者が存在するのかなど調べてみてください。
誰も購入した覚えがない場合は、宅配業者へ「受け取り拒否」の連絡を入れましょう。これで大丈夫です。
対処法②~代金引換(支払い後)の場合
この場合は厄介です。宅配業者に依頼しても基本的に取り合ってくれません。
したがって、警察や弁護士に相談となります。
額が小さいとどうしても、取り戻す作業の方がしんどくなるので、正直「代引きは利用しない!」を考えるべきだと思います。
対処法③~普通の宅配便の場合
受け取ってしまった後に、これはなんだ???となった荷物ですが、開封しないようにしましょう。
「特定商取引に関する法律」によると、商品が送られてきた日から14日間を経過するまでは触らないでください。
万が一開封してしまった場合でも、放っておいてください。慌ててしますと余計な出費になる可能性もありますし、詐欺集団に余計付け込まれます。
ちなみに14日を過ぎると処分などが可能です。
心配な場合は、警察や消費者センターへ連絡するのがいいです。
実は代引きで頼んでいた場合
すんなり謝りましょう。恐らく送料が2倍になるかもしれませんが、詐欺に巻き込まれるよりよっぽどマシです。
正直個人情報は漏れている
今回は国内からの発送でした(前回は海外から)。
ただ、発送者を検索しても出てきませんでしたので、詐欺だろうなと。
ではどこで私の住所などを知ったのか。不思議でしょう。
正直言えば、既に漏れています。会員カードをどこかで作ったなど簡単ですが、これだけで流出している可能性は高いです。誰しもがカード類は持っていますよね。
実はこの行為が漏れる原因なのです。
漏れれば防ぎようがありませんので、「個人情報は漏れている」という認識のもとに対処する方が建設的でしょう。
いかがでしたか?今回の件は身近なケースです。これの拡大版は振り込め詐欺と思ってください。
我々自分自身と周りで対処しなければ、どうにもなりません。普通の犯罪と違って抑止が難しいです(警察もそう言ってます)。
しっかりと周りに声掛けをして詐欺にあわないようにしてくださいね。
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