奈良の情報を新聞などで見ていますと、必ずと言っていいほど毎日見かける「電子マネーで○○万円被害」「ATMで振込。▲▲万円被害」などの見出し。なぜこの犯罪は被害が後を絶たないのでしょうか。
これまでの防犯対策は役に立たない
通常の犯罪防止のために行われるのは、物理的な防犯対策(例えば、監視カメラを付ける、街灯などで明るくする、施錠)や警察による巡回などで行われてきました。
抑止ですね。
しかし、振り込め詐欺などの特殊詐欺はこれらの物理的な対策が全く効きません。
電話はほぼ一方的にかかってきます。みなさんのご都合などお構いなしに。
つまり、警察の目も届きません。
犯人と被害者の一対一になります。
ここが怖いところだそうです(警察談)
出来る対策と言えば、「知らない番号は出ない」「家の電話は出ない」など「出ない」ことがキーワードになります。
ですが、電話ですよ。「出ない」となったら電話の意味ないですよね。
被害にあっても言わないから無くならない
通常、犯罪に巻き込まれたりすると警察に届け出ますよね。
しかし、この特殊詐欺の届け出は非常に少ない様子です。
その理由は。
「誰にも言っていないから」「恥ずかしいから」
だそうです。
現在被害届を出しているほとんどの方が、このような事をおっしゃるそうです。
その為、検挙が遅れたり、被害が拡大していくようです。
実際に、最初の特殊詐欺の時点で被害届を出していればいいものの、犯人に付け込まれ、最初にだまし取られた金額よりも大きな金額を搾取され続けるケースが後を絶たないようです。
被害にあったらすぐに被害届を出してください。
また家族の方、周りの方は怒らないであげてください。
電話口 お金の話 それは詐欺
警察は特殊詐欺撲滅を目標に動いています。
しかし、年々多様化していく特殊詐欺の方法により、増加の一途をたどるばかり。
上で書いたように、防犯対策が役に立たない状況をどうすればいいのでしょうか。
それは、まず一人ひとりが「引っかからないだろう」という気持ちを持たないことです。
さらに、電話でのお金の話は詐欺であるということを認識すること。
これは周りもです。
お年寄りが被害にあうケースが非常に多いです。
必ず家族が中心となって、声掛けしてください。
「ウチに限って」は、被害の元です。
対処方法
簡単です。電話でお金の話が出たら一旦切りましょう。会話中でもです。
電話を切ったら、頼れる人に電話しましょう。頼れる人がいない場合は、警察110番へ。
これだけでかなりの確率で防ぐことができます。
特殊詐欺は電話で相手を混乱させ、心理的に追い詰めることで成立します。
一呼吸置くこと、別の誰かに話すことで心を落ち着かせれば、十分対処できます。
犯人はそこまでリスクを冒しません。なぜなら、他にもターゲットがいるからです。
ダメならすぐに次のターゲットに行きます。
犯人に「バレたかな」「危ないかな」とちょっとでも思わせればいいのです。
そうすれば、どんどん被害が少なくなっていくことでしょう。
いかがしたか?
詐欺はいつの時代でも嫌なものですし、撲滅したいですよね。
警察だけでなく、みなさんの気持ちが大事ですよ!頑張りましょうね!
今日はここまで。食卓の話題にどうぞ!
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