食中毒は、基本的な衛生管理ができていれば防ぐことができます。日頃から「加熱」、「清潔」、「迅速」の食中毒防止3原則を実行してじゅうぶんな予防対策を行いましょう。万一、腹痛、吐き気、下痢などの症状があるときは、自己判断をせず、速やかに医師の診察を受けて指示に従いましょう。
食中毒を予防するために
- 管理のよい店で上手に買い物をする。
- 冷蔵庫を清潔に保ち、温度管理をする。
- 台所・調理器具を清潔に保つ。
- 調理はじゅうぶんに加熱を行う。
- 食事前は手を洗い、調理後すぐに食べる。
- 残った食品は冷蔵庫や冷凍庫で保管する。
- テイクアウトやデリバリーの食品は、購入後早めに食べる。
食中毒の疑いがあったら(医療機関にかかるまでの注意点)
- 吐き気があるときは、そのまま吐かせ、横向きに寝かせるなどおう吐したものが気管に入り込まないようにする。
- おう吐した後や下痢が激しいときには、じゅうぶんな水分を与える。
- 下痢がひどくても自己判断で下痢止めは飲まない。(食中毒の原因になったものを体外に出すため)
- 症状が出るまでの食事の時間・内容をまとめておく。(原因が分かればその対処がスムーズになる)