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土地の価格

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みなさんは土地の価格がどのように決まっているかご存知でしょうか?

 

土地の価格には下記に示すようないくつかの算定方法があります。

 

この方法を参考にしつつ、近隣の状況等を踏まえ決められています。

 

行政は毎年不動産に対して固定資産税を課税します。

その課税額は行政が発行する固定資産税納税通知書に添付されている固定資産税評価額から計算されています。

固定資産税評価額は行政が決定しています。土地の価格は、固定資産税評価額÷0.7

でおおよその金額を算定することができます。

 

相続税路線価は国税庁が策定しており下記URLから見ることができます。

http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm

道路ごとに路線価が決められており、

その価格に地積をかけることで相続税路線価を計算することができます。

土地の価格は、相続税路線価÷0.8 でおおよその金額を算定することができます。

 

国土交通省では地価公示都道府県地価調査を行っており、

全国2万箇所以上で地価公示をしています。

  https://www.land.mlit.go.jp/webland/

 

地価公示の価格に地積をかけ合わせると、土地の価格が推定できます。

ただし算定したい土地にピンポイントで地価公示が行われていることはあまりなく、

近接の公示箇所を参考に推定することになります。

 

過去数年にわたり、近隣で取引されている実売価格や各条件をもとに算定します。

 

その土地が稼ぎ出す収益をもとに、売りたい表面利回りで割り戻して計算する方法です。

例として、年間100万円稼ぎ出す土地があるとします。表面利回り8%で売りたいとすると、

100÷0.08=1250 というように計算します。

これは宅地では使えないが収益は生み出せるような土地で使う場合があります。

 

上記の方法で算定しつつ、近隣状況や対象不動産特有の事情、

直近の売買事例、土地所有者の意向を踏まえ、土地の価格は決まります。

 

 

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