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廻り縁、巾木、腰壁の役割

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部屋の中で壁と天井との境目にある廻り縁、壁と床の境目にある巾木には

それぞれ役割があります。どういった役割があるかご存知でしょうか?

 

・廻り縁

廻り縁は天井と壁との境目に設置します。天井と壁の境目は建物建築の都合上、

隙間ができることがあり、その部分を隠すことによって見た目をより良くします。

廻り縁にはシンプルなものもあれば装飾が施されていて、

部屋自体を高級な雰囲気を引き出すことができるものもあります。

 

・巾木

巾木は床と壁との境目に設置します。

巾木には床と壁との隙間を隠すことによって見た目を良くする効果と、

掃除の際などに掃除機をぶつけてしまうことによって生じる汚れを防ぐ効果があります。

 

廻り縁や巾木の素材は、木・樹脂・石膏など種類があります。

また表面の形状やデザインも複数あり、複数組み合わせて使うこともできるので、

好みのものを選び設置することができます。

 

腰壁

巾木とは異なり、床から腰あたりの高さまで木の板を貼っていることがあります。

これは腰板といい、別の役割があります。巾木よりも広い範囲で壁を汚れ等から防ぐ効果があります。

巾木だと掃除機の先端がすれるのが防ぐことができますが、

腰壁であればスーツケースといった高さのあるものによる汚れも防ぐことができます。

また腰壁と腰壁より天井側の壁に他の壁材を組み合わせることで

特色のある空間づくりをすることができます。

 

近いうちにリフォームを考えられている方は、

より魅力的なお部屋を作るために検討してみてはいかがでしょうか?