IT重説をご存じでしょうか?
IT重説とは、テレビ会議等のITを活用して行う重要事項説明を言います。
従来まで、宅建士の有資格者が「対面」で買主・借主に重要事項説明をしなければなりませんでした。
しかし、賃貸契約では2017年10月1日から売買契約では2021年4月から、対面でなくオンラインでも実施可能となりました。
ただし音声のみや、画像のみのテレビ通話ではなく、オンライン会議が出来る環境が必要になります。
対面と同様、説明中にわからないことがあれば、買主・借主は画面越しに宅建士に質問することもできます。
メリット
・遠方でも不動産会社に出向くことなく重説が出来る
・録画・録音により記録が残せるので、トラブルがあった時に役に立つ
・日程の調整がしやすい
・感染症のリスクを下げられる
デメリット
・オンライン会議に必要な設備を整えなければならない
・事前に書類郵送等のやり取りが必要
メリット・デメリットもありますが、このコロナ過で自宅で外出せずに重説が行われるのは安心ですね。
今はまだまだ数は少ないと思いますが、これからはIT重説が主流になってくるかもしれませんね。