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放置空家の問題について

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遠方に住んでいると、定期的に管理を行えない場合もありますが、適切に管理されずに、空き家を放置してしまっている場合、周囲にどのような被害をもたらしてしまうのでしょうか。
このページでは、空き家を放置してしまった場合に起こりうる危険性と、損害の賠償について説明します。
なぜ老朽化した空き家の倒壊の危険性が社会問題となっているのでしょうか。それは、日本の家が主に木で造られていることが要因です。木で造られた家は定期的な換気や適切な管理を行わないと、弱くなってき、構造材としての役目を果たすことができなくなってしまい、小さな地震や台風でも倒壊する建物が出ています。
空き家の倒壊の危険性と合わせて、その空き家・空地が周辺環境に大きな悪影響を及ぼす景観の問題もあります。どのように管理すれば治安の悪化や景観破壊の原因とならずに済むのでしょうか。それは「外観を綺麗に保つ」ことにあります。
日本全国の総出火件数は44,102件(平成24年1月~12月)で、原因の1位は「放火」となっています。空き家は人の目がなく、燃えやすい枯草、ゴミ、紙ゴミなどが散乱していることが多いため、不審者による放火の可能性が高くなってしまいます。
不審者が狙っているのは「誰も来る可能性がない家」です。さらに、家の中に家財道具や布団などが揃っている住宅も標的になる可能性が高くなります。つまり、空き家管理をしっかり行っていれば、被害に遭う可能性も低くなります。
雪の重みで建物が倒壊しないように処理することと、人に被害が起きてしまわないよう、落雪や倒木に注意しなければなりません。また、積雪は時間が経つにつれ、重みも増してくるので、早めの雪下ろしを行う必要があります。