皆様 タンス預金 この響き、最近あまり聞かなくなりましたね。
でも、まだまだ色んな意味でやってらっしゃる方は多数いらっしゃいます。
では、何を期待してやっているのでしょうか? 次のようなケースだと思われます。
・金融機関が潰れるこのご時世 1000万円までしか保証されないので。
・お金の出し入れがメンドクサイ。
・何処に幾らあるのか?忘れてしまいそうだから。
・相続の時に現金であれば、税務署にバレないから。
等々 色々な理由がありされている方がいらっしゃいます。
私もある契約の時にお金を300万円程 手付金としてお預かりしたい旨を申し上げました。
時刻は21時だったので、明日集金に参りますとお伝えしたところ… 徐におじいちゃんが立ち上がり
「ちょっと待ってろ」との事でお待ちしていると、5分後テーブルに札束が…バーーーン!と
おじいちゃんが「それで足りるか?」との事で改めさせて頂き、満額あったので慌てて御礼を申し上げ
引き上げた事を覚えております。季節は夏だったのですが、札束は濡れた土が付いていて、全体的に湿って
おりました。たぶん、庭かどこかに埋めていたと思います。
という訳で大金を自宅においている方はまだまだいらっしゃる様ですが、やはり盗難のリスク(危険)は
免れません!どうしても自宅に置きたいならば、重量のある金庫を所有した方がいいです。しかし、それでも
安心かといえばそうではなく、やはり預金したり、出来れば貸金庫を借りて、そこに保管したりとしっかり
対策を取られた方が宜しいかと思います。
又、相続時の税金も国税局はあらかじめ対象者の資産は幾らぐらい持っているか? 下調べした上でやってきます。
国税が把握してるより少ない申告であれば、間違いなく税務調査が入ります!後で見つかってからの納税は約40%の
追徴課税が課せられます!
どうですか? タンス預金は皆さまが思っているよりは、危険がいっぱいなのです。お気をつけ下さい。